今日のサイエンスのテーマは「浮力」と「圧力」
これだけ聞くと難しそう?ですが、とても楽しい実験で、終始子ども達の目はキラキラでした。
まるでマジック!?
徳江先生が持っているペットボトルの中に入っているタレビンで作った金魚が、上下に動いています。
子ども達は目を丸くして「なんで??」「ハンドパワー?」と驚いている様子。
「なんでお魚(タレビン)は浮くのかな?」
「どうしてお魚は沈むのかな?」
徳江先生の問いかけに、子ども達は考えて答えます。
「空気が入っているからだ!」「金属がついているから重たいから沈む」
みんな賢いですね〜!
そして先生はこんなことも教えてくれました。
「空気は縮む、水は縮まない」
注射器で空気をギュッと押すと、空気は縮んでピストンが動きます。
今度は水で同じように押すと、水は縮まないのでピストンは動きません。
そこでみんなは自分達でこのペットボトルを作ってみました。
タレビンに色をつけて、六角を付けて、いっぱいまで水を入れたペットボトルの中に入れました。
最後に水草を入れて完成。
ペットボトルをギュッと押すと水で押されてタレビンの中の空気が縮み、お魚が下がってきましたね。
アルキメデスの原理、パスカルの原理を応用した実験でした。
みんなが中学生位になった時に、あすかでやったことを思い出してくれるといいなと先生は言っていました。
また、間違ったり失敗することは良いこと。
その時にどうして間違ったのかな?どうすればできるかな?と考えることがとても大切なんだよとも教えていただきました。
一年生に向けての準備に、一歩進んだ授業でしたね。
これが今回作ったものです。機会があればぜひおうちでも作ってみてください。タレビンは発泡スチロール、金属はクリップなどで応用できるそうです。