全日本幼児教育連盟の矢澤先生によるマーチング指導日。
今日は台風一過の晴天でした。
風が清々しい午前中には、園庭で1・2・3・4・5・6・7・8のリズムに合わせて足踏み、
フォーメーションを作って行進などの指導をしていただきました。
「よく見る」「よく聞く」「よく考える」
先生はこの言葉を何度も繰り返しながら子ども達に指導されます。
先生の言葉を本当によく聞いて、周りを見て、今自分が何をするのかを考えて動かないと、すぐに間違えてわからなくなってしまいます。
また前後左右など方向感覚を鍛えることは、脳の海馬の発達に繋がり、自分の力で考えて頑張れる逞しい子どもに育つとのこと。
時には厳しく、時には子ども達が笑顔になるような言葉をかけながら、リズムを合わせてどんどん難易度の高いフォーメーションをこなしていきます。
初めは左右間違えてばかりで足踏みも全然揃わなかったのに、午前中が終わる時には驚く程できるようになっていました。
午後は室内での器楽合奏指導です。
シンセサイザー担当、打楽器担当、ガードのそれぞれが一緒に音楽に合わせて練習を行いました。
打楽器はまだまだリズムを覚えるので精一杯でしたが、皆やりたい楽器を選んでいるので、シンセサイザーのメロディをよく聴きながら・考えながら真剣に取り組んでいました。
指導時間が終わりの頃には、今朝とは全然違う子ども達の表情とリズム、大きな声。
子どもの能力って本当にすごいです。
これから10月の大運動会までの約1ヶ月という短い期間で子ども達は3曲仕上げていきます。
あすかの運動会のキッズドリルや冬の器楽演奏は、こうした指導から繋がっています。
ぜひ来月の運動会を楽しみにしていてください。